平成25年 弁護士のつぶやき

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【12月のつぶやき】

2013/12/20 年末近況 今日は午前10時~16時まで仙台弁護士会での法律相談、16時半から17時半まで依頼者との打ち合わせをしていました。
 年の瀬はどこも慌ただしくなってきます。
 (ブログの更新も疎かになっております・・)
 裁判所や行政機関が年末休みに入ってしまうと、申立てをするのが10日間近く遅れてしまいますので、自然と「なんとか年内に提出しておきたい」という気持ちになってきます。
 年末直前(今年でいえば12月27日)に申立てをしたとしても、裁判所並びに行政機関も1月5日まで閉まっているわけですから、目を通してもらうのが1月6日になるので、年明け1月6日に申立てをするのと効果はあまり変わらないのですが・・・「年内」にやり遂げるというのが、やはり大事になるのでしょう。

2013/12/04 成年後見セミナー 先日、成年後見セミナーのパネルディスカッションに出席してきました。
 今回は、パネラーが7人いたので、一人一人が発言する時間は短かったのですが、壇上でお話するのは結構緊張しますので、ちょうどよかったです。
 各専門家と並んでいて思ったことは、司法書士なら登記、税理士なら税務というふうな関連性が思いつきますが、弁護士=裁判ではちょっと親近感が沸いてないということです。
 現実に弁護士に依頼が来る成年後見案件は紛争性が高いものが多いのですが、弁護士・弁護士会と成年後見業務のつながりが世間に浸透する親しみやすいキャッチフレーズが必要ではないかと思いました。
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【11月のつぶやき】

2013/11/29 フランスの弁護士事情 「フランス弁護士制度事情」について書かれた記事を読みました。
 弁護士懲戒制度の位置付けが興味深かったです(率直に驚きました)。
 日本では依頼を受けた事件で控訴期間を失念して控訴できなくなった場合は、懲戒請求を受けて、懲戒されます。
 そして、懲戒を受けた事実と氏名は公表されます(弁護士の懲戒を紹介するサイトもあるぐらいです)。
 しかし、フランスでは、そのような場合は懲戒されないとのことです。
 弁護士の不注意で依頼者が損害を被った場合は、依頼者が弁護士に損害賠償請求をすればいいだけだという考えがあるからです。
 また、仮に懲戒を受けたとしても、実名公表はされないとのことです。
 フランスの懲戒制度は、日本のような不祥事の抑止効果を目的とはしていないのかもしれません。

2013/11/27 離婚相談 既に離婚調停中の方の相談に多いのが「調停委員が相手の味方ばかりして、こちらの話を聞いてくれない」との不満です。
 調停の進行は、調停委員個人の価値観・人生観に左右されることが多々あります。
 離婚調停の場合は、調停委員は男女一人ずつが普通ですが、必ずしも、「男性委員が夫の味方」、「女性委員が妻の味方」、というわけではありません。
 弁護士に依頼したことで、「調停委員の態度が変わった」「丁寧になった」と感じられる方もいます。
 調停委員を味方に付けるのも調停の重要な戦術の一つですが、誰しも「自己弁護」は苦手です。逆に「自己中心的」とみられている場合もあるのかもしれません。
 調停委員の対応に疑問を感じる方は、弁護士に第三者的視点での意見・助言を述べてもらうか、代理人に主張を代弁してもらうことを検討してみてください。

2013/11/25 家事事件手続法 今年の1月から、「家事事件手続法」という新しい法律が施行され、家庭裁判所の手続きにも様々変化が生まれてきました。
 例えば、成年後見の申立て。
 これまでは、決定が出るまでは申立人は、自由に取下げができたのですが、裁判所の許可がないと取下げができなくなりました。
 次に、遺産分割調停。
 これまで家事調停では認められていなかった「電話会議」も、法律上可能となりました。
 そして、先日、遠方の裁判所での遺産分割調停事件で、電話会議を利用する機会がありました。
 次回期日を決めるためだけ(10分程度で終了する)の期日だったので大分時間の節約になりました。
 調停は、期日での「言葉」のやり取りが多く、電話では聞き取りづらい部分もありますが、適宜積極的な利用が望まれます。

2013/11/22 拘置所凍死国賠事件 日弁連からは、毎月、情報雑誌とペーパーが郵送されてきます。
 地方の弁護士にとっては、全国の動きを知ることができる重要なツールの一つです。
 その中で、2006年に被告人(29歳・男性)が拘置所で凍死した事件の検証記事がありました。
 国が管理する施設で「凍死」が起こったこと自体にわかに信じられません。
 死亡した被告人は、「無罪推定」を受ける立場です。
 しかし、保釈が認められない場合は、十分な医療・診察が受けられず、凍死のリスクも抱え込まなければならないのでしょうか。
 遺族が国賠訴訟を提起して賠償を命じる判決が確定したとのことですが、なんともやり切れない事件です。

【10月のつぶやき】

2013/10/24 最新機種 先日、2年間使用していたiPhone4sの液晶が破損したため、5sに機種変更してきました。
 (5cと迷ったのですが、5cは形態が旧式だったのでやめました)
 すると、とにかく電話口の相手の声が聞き取りづらい!
 音量ボタンを上げても一向に音が大きくならない!
 相手もこちらの声が聞き取りづらいらしく、室内で通話しているのに「トンネルの中のようだよ」と言われる始末。
 すごいストレスだったのですが、ネットで検索したところその原因は一発で解消されました!
 それは
 「購入時に貼ってある透明の保護フィルムをはがすこと」
 だったのです(そのフィルムが遮音の原因だった!)
 はがしてみると、非常にクリアに通話ができました。
 精密機械の故障かと思って身構えていたのですが、原始的な原因の場合もあるんですね。

2013/10/09 事業承継対策 先日、中小機構主催の事業承継に関する研修(講習会)に参加してきました。
 後継者に会社を承継を考える際の注意点、問題点、考えうる解決策について、分かりやすく説明していただきました。
 今後の業務の参考にしたいと思います。
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2013/10/07 成年後見セミナー 昨年に引き続き今年も第2部のパネルディスカッションでお話します。
 昨年は他の士業の方々と話す内容が被ってしまい、自分でも消化不良でした・・
 今年は自身の経験に限らず、仙台弁護士会としての取り組みについてもお話しようと考えています。
 参加費500円とありますが、実質資料代ですね(それなりの分量の資料が配布されます)。
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2013/10/03 フットサル 仙台弁護士会では5年前からフットサル部が出来て、1か月に1,2回ほど練習や試合、大会があります。
 自慢できないことですが、私の小中高時代は全くの運動音痴で記録会などはドンケツに近かった記憶しかありません(マラソンだけは中の下くらいでした)。
 ただ、年を取ると、全員が基礎体力が落ちてくるので若いときに比べて運動能力の差が出にくくなったことと、サッカーは手を使う球技に比べて初心者でもプレーに混ざりやすい雰囲気があるので、周りに迷惑をかけながら、数年間参加を続けてこれました。
 写真は今年8月に行われた東北法曹フットサル大会の一場面ですが、私が所属するサッカー初心者チームは、最後の試合で念願の1勝をあげることができました
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【9月のつぶやき】

2013/09/27 楽天優勝20131003100150715.jpg
 ツイッターで事務局が呟いていましたが、東北楽天イーグルスが今年のパ・リーグを制しました!
 私はこれまで2回しか観戦したことがないのですが、直近では首位争いが白熱していた8月下旬に行ってきました!
 運よく田中投手が先発で、1回から満塁の大ピンチで、その後もスコアリングポジションにランナーを背負う苦しい内容でしたが、見事無失点で切り抜けました。
 ピンチのときほど力を発揮する。
 田中投手の凄さを間近で見られた貴重な一夜でした。

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 ※写真の真ん中付近でうつむいている様子なのが田中投手です。

2013/09/20 レーシック 子供時代からゲームや漫画が好きだったため近視が進行しています。
 長らくメガネとコンタクトに依存していましたが、震災時の混乱を契機にレーシックを受けるかどうか真剣に悩んでいます。
 周囲にはレーシックで快適な生活を手に入れた方が何人もいます。
 他方、レーシックの後遺症の被害に苦しむ方も声も(ネットですが)耳にします。
 深刻な後遺症となるのは一万人に一人くらいの割合だろうと思いますが、取り返しのつかない臓器ゆえに万が一のことを考えるとなかなか踏み切れません。
 そんなこんなで先日、大手チェーン店でメガネを作ってきました。
 フレームは「あまちゃん」の種市先輩がイメージキャラクターを務めるモデルといえばわかる人にはわかるかもしれません。。
 他のお客さんもポスターを見て、「あ、種市先輩だ!」と言っていました。
 「あまちゃん」効果は絶大です。
 

【8月のつぶやき】

2013/08/27 大学 私は千葉大学の法経学部・総合政策学科の出身です。
 千葉大学の法経学部(こんな名前の学部、全国で千葉大にしかない)には、元々、法律学科と経済学科しかありませんでしたが、私の入学した年から新たに総合政策学科で作られました。
 もっとも受験時期には間に合わなかったのか、受験の際には、法律学科と経済学科のみで募集があり、合格後、希望者が総合政策学科に成績順で振り分けられたようです。ちなみに私は法学科で合格し、総合政策学科への入学を希望しました。
 この総合政策学科というのは、法律学科と経済学科の双方からバランスより単位を取得して、法律にも経済にも精通した人材を育成しようとしたのだろうと推察されます。
 ただ、実際にはどっちつかずといった印象でメリットがちょっと実感しづらかったです。
 そんな千葉大学ですが、なんと来年から、学部の名称が法経学部から法政経学部に変更されるようです!
 法律・経済に、今度は政治も加えるわけですね。
 ただ、学科も改編され、私の出身の総合政策学科は無くなるようです・・・

2013/08/08 増量 弁護士になってから、平日の夜・休日に、スポーツジムに通い、健康維持に努めていました。
 しかし、昨年から時間の都合をつけることができず、会費だけを払っている状態になったので、昨年末に退会しました(そのときが最後の体重測定です)。
 その後、半年間、体重測定の機会もなく、久しぶりに体重計に乗る機会があったのですが、びっくりしました。
 わずか半年でプラス5キロの増量となっていました。
 増えても嬉しくないものがまさに体重です。
 嬉しくないものほど容易に増えます。
 身近なところでは借金もそうです。
 最近だと税金(消費税)もそうですね。
 人生は厳しい。体重計も厳しい。 

2013/08/06 せきをしてもひとり 『咳を しても 一人』という尾崎放哉の俳句をご存知でしょうか。
 私は恥ずかしながら最近初めて知りました。
 とても短い、たった9文字ですが、咳をして弱っていても誰も気遣ってくれる人がいない寂しさを表しています。
 この意味を知ったとき、人とつながっていることのありがたみが心の奥からこみ上げてきました。
 ただ、「これは『咳』に限らないのではないか」という疑問も沸き、試しに「屁」ではどうなのかと思い、「おならを しても ひとり」とボソッと呟きました。
 屁をしても構ってくれる人がいないのも寂しいと思います。
 ただ、そういうことではないんだろうということは理解しています。
 ご心配なく。

2013/08/05 風立ちぬ 話題の映画を見に行きました。
 レイトショーでしたが、ほぼ満席で最前列しか空いていませんでした。
 最前列は、常に首を上げなくてはいけないので疲れますが、迫力があり、見ているうちに疲れも忘れました。
 平和、健康、家族と過ごせる時間、当たり前のことがとても素晴らしいものだと実感させられる映画でした。
 月に1回は映画に行って、心をデトックス(浄化)できれば最高です。

2013/08/02 シベール 皆さんはシベールというお店をご存知でしょうか。
 山形・仙台に数店舗あり、パンやケーキ、ラスクがとても美味しくてお勧めです。
 多くのお店ではイートインスペースがあり、店内で購入した商品を食べることができます。
 先日、マンゴーのクリームが入ったコロネがあり、とても美味しかったです。
 一番のお気に入りは「焼きたての」プリンパンです。中のとろけたプリンが最高です。
 株主優待を受けたいと思い、ネットで検索してみたところ、思いのほか株価が高額であったので、今回は見送りました。下落したときに考えようと思います。
 

【7月のつぶやき】

2013/07/29 7月29日 今日は昼ころに検察庁で被疑者と接見。明後日勾留満期だが公判請求されないことを願います。
 13時から付添人として担当している少年事件で、仙台家庭裁判所で調査官と面談。
 石巻支部の事件ですが、仙台で面談ができて大助かりです。
 15時から学習会に出席予定だったのですが、急遽ご依頼を受けた事件の処理に変更しました。
 夕方から他の事務所の弁護士と共同で担当している事件の打ち合わせ予定でしたが、延期になったので、夜の予定まで事務所で起案(訴状の作成)をしました。

【6月のつぶやき】

2013/06/14 事務所名が変わりました!(事務所からのお知らせ) Photo.jpg
 こんにちは、事務局のTです。
 最近天気が悪くてじめじめしますね。
 皆様いかがお過ごしでしょうか。
 さて、当事務所は6月中旬より、事務所名を「せきの法律事務所」から、アイリス仙台法律事務所へと変更いたしました。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 現在、「せきの」から「アイリス仙台」へと少しずつ名称を切り替えていっている最中です。
 もうしばらくは、電話やお手紙などで、旧事務所の名前を使用させていただく場合もあります。
 どうぞご容赦いただければと思います。
 弁護士、スタッフに変更はありませんので、ご安心ください。
 今後とも皆様にとって身近な法律事務所としてお役に立って参ります。

【5月のつぶやき】

2013/05/29 案件終了 交通事故の案件が2件、貸室明渡し・未払賃料請求の案件1件がほぼ同時に解決、終了しました(和解、賠償金を受領)。
 金銭請求事件の場合、相手(被告)から当事務所の預かり口専用口座に賠償金を振り込んでもらい、成功報酬と当事務所で立て替えた実費があればそれらを控除した額をお客様の指定口座に振込します。
 ご希望に応じて現金でお渡しすることも可能です(家族に知られたくないという場合に現金でお渡しするケースがあります)。
 事件処理のためにお預かりした資料(契約書、写真等)や示談書、判決正本等の重要な資料もお返しします。こちらも、来所・手渡しか、郵送のいずれかの方法を選んでいただきます。
 それらが完了すれば、委任契約は無事に終了することになります。
 

2013/05/23 改製原戸籍 諸事情で自分の戸籍を取り寄せました。
 自分には兄がいるのですが、取り寄せた戸籍には兄の記載がありません。
 私の地元では平成6年法務省令に基づく戸籍の改製(手書きから電算化へ)が行われたのが平成14年。
 平成14年には既に兄は結婚して新戸籍を作っているから今の戸籍には載っていないのです。
 このように戸籍を作り替えた(改製した)場合、元の(改製前の)戸籍を「改製原戸籍」と呼びます。
 相続事件で数多くの戸籍を取り寄せてきましたが、自分の戸籍をじっくり見ると、戸籍に記載されている情報の意味が感慨深いです。
 「自分は生誕から○日たってから出生届が出されたんだ」など、割とどうでもいい情報も分かります。
 

2013/05/04 刑事・処分保留釈放 先週日曜日に受任した被疑者弁護(詐欺)事件がありますが、親族の多協力のおかげで、早期に被害弁償&示談を遂行。
 本日、本人から(処分保留で)釈放されたとの連絡がありました。
 その際に一言、「また何かあったら連絡をください。」ではなく、「もう何もないように気をつけてください。」と言うのが民事と刑事の違いです。

2013/05/07 今日の出来事 午後に予定していた依頼者との打ち合わせが急遽キャンセルになりました。
 時間が空いたと思っていたら、HP経由で新規ご相談の予定が入りました。
 上手く回るものですね。

【4月のつぶやき】

2013/04/13 死刑の補償 先日、既に死刑執行されているが冤罪の疑いが強いため弁護団が再審請求を行っている事件が紹介されていました。
 冒頭部分は見逃したのですが、かなり説得力のある内容でした。スタッフの力の入りようが伝わってきました。
 ちなみに、仮に冤罪だったと裁判所が判断した場合、遺族に払われる賠償金はいくらかというと原則は3000万円以内になります(刑事補償法4条3項)。
 財産上の損失が証明された場合には、その損失額を上乗せするとあるので、これは逸失利益が加算されるんでしょう。そうすると、3000万円は純粋な慰謝料にあたると考えられます。
 検察・裁判所という国家機関の誤った判断で命を奪われた補償が3000万円。
 国会で法改正でもなされない限りはどんなに酷い冤罪事件でも上がることはありません。

2013/04/12 ある保険会社のお話 ある交通事故案件で相手方保険会社から送れられてきた示談案。
 日付、被害者名、事故発生日がいずれも違っていました。
 別の事件のデータに上書きして使用したものの、氏名等を変更し忘れたんでしょう。
 バレたら大変です。
 以前、ある保険会社に報酬請求をする際に、「何時何分から何時何分まで書類作成」とを報告したところ、「こんなの書式に打ち込むだけでしょ。」と言われたことがあります。
 弁護士は非常に繊細な個人情報を扱っていますので、依頼者情報の記載は慎重かつ丁寧に確認し、二重チェックも行っていますが、保険会社の個人情報に対する意識はその程度のかもしれません。

2013/04/08 世間は狭い ある平日のお昼、事務所近くのコンビニエンスストアに買い出しに行きました。
 列に並んでいるときに携帯電話で知り合いと話をしていたところ、レジスタッフから声をかけられました。
 これがナンパというやつか、と期待してもいいのかもしれませんが、そんなことはあるはずないので、お金を出し間違えたかなと不安になりました。
 結論としては、私が講義を担当している大学の学生さんでした。
 以前にも、飲食店の店員の方が、元・依頼者だったこともありました(向こうから「先生ですよね?」と声をかけてくれました)。
 仙台は100万都市といえども、意外に狭いです。

【3月のつぶやき】

2013/03/25 勝訴判決 本日、私が代理人をしている民事裁判の判決がありました。
 事案は、原告が被告に対し、「預けたお金を返しなさい」と請求し、被告は、「既に全額返している」と反論。
 返済は一回ではなく複数に分けてしており、領収書(受領書)はある場合とない場合がある。
 当事務所は被告側の代理人で、判決では、領収書がない分も含めて返済した事実が認定されました。
 上訴される可能性もあるので、当方の言い分が認定されて大変、良かったです。

2013/03/22 非正規雇用の差別的待遇の禁止 今年の4月1日から施行される労働契約法改正で、正社員と同じ業務を同じ責任で担当している非正規(有期雇用)労働者の労働条件(給与、有給、福利厚生等)は、正社員と同一とする義務が生じます。
 この改正は民事的効力があるとの通達『平成24年8月10日付け基発0810第2号「労働契約法の施行について」(厚生労働省労働基準局長発 都道府県労働局長あて)』が厚生労働省より出ているため、今後は、非正規労働者の労働審判・訴訟が増大する可能性があります。
 もっとも、労働内容が同一条件か否かは解釈次第で、
 ①職務の内容(業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度)
 ②当該職務の内容及び配置の変更の範囲
 ③その他の事情
 などの観点から判断されることになります。
 正社員との差別かあるかどうかは個々人の労働条件次第となりそうです。

2013/03/19 平成25年3月19日 20130319112703380.jpg
 本日午前中は、某機関で法律相談の担当をしてました。
 相談件数は4コマ中の3コマでした。
 昨日は、弁護士会での法律相談でしたが、4コマ全て埋まっていたので休憩無しでした。
 相談件数は多かったですが、法律問題ではなかったり、法的手続きでの解決に馴染まない内容が多く、いずれも相談のみで終了でした。

2013/03/08 「市民窓口」 各地の弁護士会では、「市民窓口」を設置しています。
 端的に言えば、弁護士に対する苦情受付です。
 毎年1回、相談結果が弁護士に配布されます。
 弁護士にも言い分はあるはずですが、市民の方が、不満を抱くポイントを知ることができるので、大変参考になります。
 今回私が気になったのは、単純な「相談件数」です。
 過去5年は、60~90件で推移していたのが昨年は109件となっています。
 その前年は75件だったので30%近い増加です。
 近年は、弁護士側も昔のように横柄な態度を取らず、サービス業の意識が高まっているはずですが、それがまだまだ不十分であることと、市民の弁護士を見る厳しさの度合いが、ますます強まっているのが原因でしょうか。
 ただ、本当に色んな方がいますので、「その弁護士」と相性が合わないと感じられたら、「その弁護士」への不満を抱え込むよりも、新たな気持ちで「他の弁護士」に相談をしなおすというのが、一番の選択肢だと思います。

2013/03/01 不動産に関する訴訟の訴額 備忘録です。
 不動産に関する訴訟の訴額について。
 A.「目的物の価額」は、固定資産評価額であるが、平成6年4月1日より当分の間、その2分の1を「目的物の価額」とする。
 B.「所有権確認」訴訟の場合、「目的物の価額」(=今なら固定資産評価額×2分の1)が訴額となる。
 「明渡請求」訴訟の場合、「目的物の価額の2分の1」が訴額となる。すなわち、固定資産評価額の2分の1×2分の1(4分の1)と計算する。
 つまり、明渡請求訴訟のほうが、単なる所有権確認訴訟よりも、訴額が安くすみません。ややこしいですね。

【2月のつぶやき】

2013/02/27 金融機関 最近、裁判所から財産管理人の選任を受けました。
 手出しの現金が必要だったので、元・国の銀行に名義変更と払い戻しの手続きに行きました。
 諸事情で、通帳がなかったので、紛失届→再発行をお願いしました。
 すると、ゆうちょ銀行から、
 「通帳がない場合には通帳の再発行が必要で、2週間かかる」
 と回答をされました。
 現代社会で、普通預金の払戻しに2週間も応じないとする姿勢には少々戸惑いました(本人確認ができてるおのに)。
 同じ事案で、他の金融機関では、通帳がなくてもその場で払い戻しに応じてもらえました。
 民間になっても昔ながらの方法・体質は変わっていないようです。ゆうちょ銀行に預金したい積極的な理由(利息が高い、近い等)がなければ、「イザ」というときのため、預金先は変更しておいたほうがいいかもしれません。

2013/02/23 相談会in利府町保険福祉センター IMG_0708_convert_20130301150842.jpg
 土曜日に利府町社会福祉センターで法律相談を行ってきました。
 宮城県サポートセンター支援事務所が主催で、利府町・松島町のみなし仮説に居住している方を対象とした相談会です。
 相談者はあまり多くなく、午前中に2件のみでした。
 お昼は豪華な弁当が出ました!
 午後からは避難者の方の交流会があり、大学のジャージを来たボランティアの学生さんたちも協力していました。

2013/02/20 手紙 先日、ある国選弁護事件の判決がありました。
 刑務所から出所して間もない犯行であり、実刑確実でした。ただ、判決直前に被害者の方が、何と弁償金なしで示談に応じていただいたことが功を奏したのか、求刑から3割ほど減刑されました。
 被告人は、控訴せず早く刑に服することを選びました。
 すると、なんと被告人からお礼のお手紙が届きました。
 そこには、しっかりとした綺麗な字で、「更生することが一番の親孝行であり先生への恩返し」「今回の刑務所生活で最後にしたい」など、強い更生の意欲が記されていました。
 更生を心から誓っている被告人に出会えることは、とても幸運なことだと思います。
 本当に不思議なもので、毎回何かしらの苦労をしているのに、数十回に1度でもこんなことがあると、「よし、また刑事事件をやろう!」と思えてきます(そして、また懲りずに苦労を重ねるのですが・・)。

2013/02/01 横領 企業から、従業員の横領の相談を受けることがあります。
 犯人の多くは、金に困り犯行に手を染めるから、資産がなく、民事事件で損害賠償請求をしても、ほとんど回収不能です。
 すると、刑事告訴をすることになります。逮捕されて刑事裁判になれば、親族が被害弁償を申し出てくる可能性があります。
 なお、犯人に前科前歴がない場合、被害額が数百万円くらいまでは執行猶予が付くことが多いと思います。
 ところで、上司らが、犯人に、「数字がおかしくないか?」と尋ねると、犯人はすぐに犯行を認める例が多いように思います。
 犯人も、いつばれるのかとびくびくしているのかもしれません。
 例えば、数か月に1度でも、上司が帳簿チェックをする慣習があれば、横領被害はだいぶ防げるのではないかと思っています。

【1月のつぶやき】

2013/01/19 交渉相手 例えば、何らかの被害に遭われた相談者の方で、
 「相手の対応が気に入らない」
 「当初は○円しか提示してこなかった(値切ろうとしている)」
 といったように相手の交渉態度を非難する方がいます。
 悔しい気持ちは非常に共感できますので、私たちには、どんどん愚痴をこぼしてください。
 依頼者の悔しい気持ちというのは私たちの仕事の活力にもなります。
 ただ、それで、
 「慰謝料、取れませんか?」と言われると、ちょっと口が濁ってしまいます。
 あまりに不誠実な加害者の態度は、慰謝料の増額事由になるという裁判例もありますが、それは相当悪質と思われる場合です。
 現実には、信頼関係のない間柄の交渉で、低い金額から提示するというのは当たり前のことですから、それだけで慰謝料が発生することはありません(そもそも賠償の提示すらしてこない加害者も大勢いますので、交渉のテーブルに着くだけ救いようがあるとも言えます)。

2013/01/11 講演をします 今月28日(月)、10時30分から、以下の講演を担当します。
 対象:豊齢学園の受講生
 場所:仙台市シルバーセンター
 テーマ:遺言・相続
 2年前にも同じ講演を担当しましたが、受講者の平均年齢は60代後半で、100名を超えていました。
 短い時間ですが、実のある内容の講義を提供できればと思います。

2013/01/08 都会と地元の弁護士 債務整理の相談を受けていると、時々、「以前、東京の弁護士(司法書士)に依頼したのだが、弁護士費用が高くて途中で着手金の分割の支払いを辞めてしまった。事件処理も進まず、解決していない。」という方に出会います。
 費用を聞くと、確かに高いと思います。
 広告費用が上乗せされているのでしょうが、消費者としてはCMを流している事務所のほうが安心できる心理も非常に理解できます。しかし、初めから仙台の弁護士に相談してくれていれば、何らかの対処ができたのではないかと思います。
 個人的には、都会の大手の事務所と地元の弁護士、それぞれに相談に行って、費用、事務所の雰囲気を比較するのが良いのかなと思います。
 弁護士事務所との相性は人それぞれですので、ご自身が納得できるところに依頼されるのが良いと思います。

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