刑事弁護

刑事弁護とはある日突然、警察が自宅に来て、家族が逮捕されてしまった・・・ そんなドラマのような出来事が日々発生しています。なかには、「任意の事情聴取」となり、その日は自宅に帰れるケースもありますし、そのまま警察署で「逮捕状」が執行されて、少なくとも10日間以上、留置場にとどまらざるをえないケースもあります。

まず第一にご自身・ご家族の想いは、「早期の身柄解放」です。1日でも1時間でも早く自宅に戻る、仕事に復帰する、学校に戻る、それが何よりも大事なことです。更に望ましいのは、「逮捕されずに済む」ことです。

誤解されている方も多いのですが、何か犯罪の容疑があればすぐに逮捕されるわけではありません(現行犯は別)。通常は、警察(捜査機関)は、被害者や関係先から話を聞いて、物的証拠を確認してから、被疑者に接触します(任意の事情聴取からはじまる場合もあれば、いきなり逮捕というケースもあります)。

その際、逮捕するか否かは、(1)罪証隠滅のおそれ (2)逃亡のおそれ の2点から判断されます。「逮捕状」は、「裁判所」が上記(1)、(2)の要件を満たしたと判断したときに発行されます。逆に言えば、(1)、(2)の要件を満たさないと、捜査機関が判断すれば、逮捕されずに捜査が進みます(「在宅捜査」と呼ばれます)。

この判断は、実はかなり現場の警察官の考えによって大きく変わります。同じような事件でも逮捕されるケースとされないケースがあります。ドラマなどで逮捕の際、「お前には弁護士を依頼する権利がある」と刑事がいうものですから、「逮捕されないと弁護人を依頼できない」と思われがちですが、当事務所では、逮捕前であっても嫌疑をかけられている方の弁護活動を行うことができます。

捜査機関が自主的に被疑者に有利な事情は捜査してくれませんので、逮捕を防ぐには、(1)取調べへの対応、(2)捜査機関に何を訴えるべきか、が重要になってきます。また、冒頭にあるように突然逮捕されてしまった場合でも、被害者との早期の示談交渉や、被疑者にとって有利な証拠の確保を早期に行うことで、捜査機関に「身柄の釈放」を働きかけていきます。

現在は、制度が変わり、逮捕の次の「勾留」段階から、国選弁護人を付けてもらうことが可能ですが、どのような弁護人が付くのかはご自身で選ぶことはできません(仙台では名簿で担当日が決まっているので、その日に担当の弁護士が派遣されることになります)。ご家族としては、ご相談の上で、依頼する弁護士を探すことをぜひご検討いただければと思います。
※既に国選弁護人が付かれた後でもご相談・ご依頼は可能です。

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